ダイビングの安全管理
みなさんこんにちは!アッコです♪
本日はダイビングの安全管理についてお話していきます。
ダイビングとは水中で行う遊びのため、非日常の素晴らしい景色を見ることが出来ますが、
陸で生きている私たちからしたら危険と隣り合わせの空間でもあります。
ただ、しっかりとルールを守り遊び方さえわかってしまえば安全に行うことができるんです!
レーブでは安全に楽しむを第一に考え講習やツアーを行っています。
これからダイビングを始めようと思っている方、ダイビングに少しでも興味がある方は是非ご覧ください。
ダイビングのルール
ダイビングには安全に楽しく、環境を守りながら行うためのルールがあります。
まずは共通して守られているルールからお話していきます。
ライセンス
ライセンスとはダイビングで潜れる深さ、潜れる時間帯、洞窟や沈没船など潜れる場所などが
ライセンスの種類やレベルによって決まっています。
このライセンスに関しては指導団体というものが存在し、アメリカやイギリスなどの団体がありますが、
どの団体もライセンスレベルは統一され潜れる深さの基準などはそろえられています。
自身の持っているライセンスの枠を超えるところにはもちろんいけませんし、
個々のルールを破ることも大変危険なので禁止されています。
健康チェック
ダイビングができるのは健康な状態のときのみです。
潜る前は必ず健康チェックを行ってから潜りましょう。
風邪気味だな、寝不足だな、二日酔いだな、、、などがあるだけでも
ダイビング障害と言われる病気にかかりやすくなったり、事故にもつながりやすくなります。
万全の状態でダイビングに参加しましょう。
バディシステム
ダイビングはバディシステムというニコイチで水中を泳ぎます。
バディ同士は水中で手の届くような距離見える距離にいること、
陸上でもお互いに器材の確認をしあったり、協力しあうようにしましょう。
特にマスクを付けたときに髪の毛が入っていないかの最終確認、
海に入ってからフィンを履く時に支え合うなど常に意識をした行動をとりましょう。
迷子になってしまったときの対処
絶対になってほしくないですが、迷子になってしまった場合は水中でぐるぐる探し回ることはやめてください。
陸と違い道がないこと、方向感覚がわからなくなりやすいため、
もしもはぐれてしまったら1分間その場で360度見渡し、確認できない場合はゆっくりと浮上し水面に上がり
浮力を保ってはぐれた仲間との合流をしましょう。
環境を守る
サンゴをボキボキと折りながら進んだり、砂を巻き上げながら進むのはNGです。
お魚たちの住処を脅かしてはいけません。
サンゴやソフトコーラルのあるところでは中世浮力を保ちフィンでけらないよう、手でつかまないよう、
サンゴ、ソフトコーラルの上で着底などをしないように気をつけましょう。
また、魚を観察した後は真上を通らずに左右から移動することや、海の中の生き物には触らないことなど
心掛けてあげましょう。
ダイビングの遊び方
ダイビングと言っても遊び方は様々あります。
ダイビングにハマる人が多く、長く続く理由はこの遊び方の多さや
レベル別でいろんな景色を見ることができる奥深さにあるのでしょう。
ビーチダイビング
初心者の方から出来るお勧めのダイビングになります。
ビーチダイビングとは器材を背負い自分の足で歩き海の中まで入ります。
比較的浅いポイントが多く、奥まで行こうとしなければ水深管理もしやすくなっています。
足が地につけいているという安心感を持ったところからのスタートになるので久しぶりのダイビングの方にもおすすめです!
生き物をゆっくりと観察したい方、水中写真を楽しみたい方にももってこいですね!
ボートダイビング
ボートダイビングは目的地までボートで行き、到着したらボートから飛び込んでいきます。
いきなり足のつかないところになるので、浮力を取りロープなどをつかむことが多いです。
ボートダイビングはビーチに比べ水深のあるポイントへ行けるので、
ビーチでは見ることができない生物や地形、景色、スポットを楽しめるのが特徴です✨
経験を積んでいる方に特にお勧めになります!
洞窟
ダイビングは生き物を見に行くだけでなく水中にある地形スポットも見どころです。
スポットライトのように光が差す洞窟、カーテンのように光が差し込む洞窟など、
各地形ポイントによって見れる景色は変わってきます。
自然が作り出す芸術作品といえるほど美しい景色です!
沈没船
海底に沈む船にはロマンがあります。また、船だけでなく飛行機やバイクなど
沈んでいるもの、わざと沈ませたものなどがあります。
日本で有名な沈没船でいうと沖縄のエモンズは第二次世界大戦で使われていた
アメリカの船がそのまま沈んでいます。
戦時中の船であるため、慰霊碑も作られています。
都内からアクセスのしやすい場所でいうと熱海の沈没船です。
この沈没船は漁礁とするべくわざと沈めたものになります。
沈没船で潜る時の注意点としては劣化していっている柱などもありますので、
しがみついたりせずに、しっかりと浮力を保ち探索していきましょう。
ドリフト
ドリフトダイビングとは流れのあるところで流れに乗り、広範囲を楽しむダイビングになります。
エントリーから浮上まで、ダイバー同士の意思疎通、連携する必要があります。
流れの速い場所ではバラバラにならないよう気をつけましょう。
ある程度経験のある上級ダイバー向けです。
流れのはやいところに集まる大物たちや水族館でも見られないような生き物など
すさまじい迫力間違いなしです!!
ダイビングで身を預ける器材
ダイビングはスノーケルや海水浴に比べ身に着ける器材は多くあります。
水面ではなく水深20m以深に行く事も多く、水中で呼吸をしながら50分近く潜る遊びです。
器材に身を預けていると言っても過言ではありません!
軽器材
マスク🥽、フィン、スノーケル、グローブ、ブーツ、フードなどの小物類です!
スノーケルでも使われることが良くある物たちですが、
ダイビング用となると水圧に耐えられるように頑丈に作られています。
視界の確保、手足の保護、水中での水進力の確保などで使用されます。
スーツ
夏場(7月~10月)はWETスーツ、秋冬春(10月~7月)はDRYスーツと言われるスーツが使われます。
スーツは体の保温、保護の役割を果たすほかにも、浮力と呼ばれるダイビングにおいて欠かせない役割を持っています。
スーツはサイズ命です!合っていないものを使っていると体の熱がどんどん奪われる、
浮力調整がうまくできないなどの危険があります。
サイズオーダーをし自分のサイズにしっかり合うものを着用しましょう。
重器材
重器材とは呼吸器(レギュレーター)や浮力調整器具(BCD)のことを言います。
ダイビングをやるうえで水中での呼吸、浮き沈みのコントロールはこの重機材がメインを担っています。
呼吸器に関しては自分の呼吸量に合ったものを使い、浮力調整器具に関してもサイズ感や体への負担を考えたもの、
使いやすいものを選んで買いましょう。
ダイビングは運動神経ではなく器材の使い慣れが上達のコツ、安全に潜るコツになるので自分の器材、使い慣れた器材
というものが身を守ってくれる最大のバディとなります。
まとめ
ダイビングという遊びはルールを知ること、遊び方を知ること、信用できる器材を使う事はもちろん
これらをうまく使いこなしていくことも重要です。
ダイビングの世界では4か月潜らない期間が出来てしまうとブランクと呼ばれます。
たった4か月で!?と思う方もいるかもしれませんが、
地上では練習ができない遊びであること、その分定期的に潜る必要があることを覚えておいてください!
1か月に一度や、2.3か月に一度は潜りに行くようにしましょう✨