ダイビングスーツってどんなの?インストラクターが教えるスーツの種類や選び方!!
みなさん、こんにちは!
ダイビングスクール レーブ渋谷/東京店のしゅんぺいです!
陸が暖かくなり衣替えの季節ですがダイビングも衣替えの季節がやってきました!
「ダイビングって何の衣替えがあるのと思ったそこのあなた!」
今回はダイビングのスーツの事について書いていきます!
またスーツの選び方なども解説していきます!
スーツってなんで着るのーーー?
そもそもスーツはなぜ着るのか?
大きく分けて理由は2つあります!
それは保温と保護のためです!
・保温
水中は陸上に比べて熱を奪う速さが尋常じゃなく早いです!
その速さなんと20倍!!!
悟空の界王拳ばりの数字です・・・
サウナで想像してもらうと分かりやすいと思います!
100度のサウナは何分かは耐えれるけど100度の熱湯は耐えれない・・・
熱さで例えましたがその逆も然り。
寒さも対象になっています!
海の水温は夏でも大体23度~30度です。
その空間に30分もいれば体が震えてきます🥶
なのでスーツを着て保温をしてるというわけです!
・保護
もう一つの理由は保護の役割を果たしているからです!
水中はクラゲやシロガヤと呼ばれる一見植物に見える生き物が住んでおり、毒の触手を持った生き物も住んでいます!
↑シロガヤ
刺されると腫れてかゆくなったりしてしまいます💦
そのため全身が覆われたスーツを着て身を守っていきます!
「頭と手と足は?」
と思ったそこのあなた!
ご心配なく!
頭にはフード!
手にはグローブ!
足にはブーツ!
この3種の神器を身に付けていくので触手も心配ご無用です👍👍
完全防備で海に向かいます!
スーツ着るのはこの2つが大きな理由です!
そしてダイビングは夏から冬も潜ることができます!
いくらスーツといえど冬場の海はさすがに寒すぎるんじゃ・・・
僕も最初はそう思っていました。
なのでスーツには2種類のスーツがあります!
次は種類と保温の仕方について解説していきます!
スーツの種類について
スーツはWETスーツとDRYスーツがあります!
違いで言うと季節によって着るスーツの種類が変わってきます!
基本は夏がWET、冬がDRYという感じになります!
それぞれのスーツの特徴を書いていきます!
・WETスーツ
ダイビングをやったことがない方も聞いたことがあるかもしれないスーツ。
サーフィンやスノーケリングなどでも使用されるスーツがWETスーツです!
スーツの中は濡れるので基本は水着を着てスーツを着用していきます!
WETスーツは上半身から下半身が一体になっている【1ピース】
袖のない1ピースの上にボレロという上着を羽織る【2ピース】
(4人は1ピース。右端のダイバーの方は2ピースです。)
・保温方法
WETスーツはスーツの中に水を入れて体とスーツの間に水の層を作り保温をします!
スーツを脱いだ後はスーツが肌の水を吸ってくれるので水滴がついていることがそんなにないです👍
そのためスーツの中にラッシュガードをなどを着てしまうと保温力が下がることがあります💦
またスーツを脱いだ時に濡れたラッシュを着ているので風が吹くと寒くなるのでスーツを着る直前にラッシュは脱いでおくと寒くなりにくいです!
・DRYスーツ
あまり聞きなじみがないスーツですよね。
ダイビングに特化した冬のスーツがDRY スーツです!
スーツにブーツが一体になっていて出てくるのが頭と手だけの人型の袋みたいなスーツです!
DRYスーツの特徴はなんといってもスーツの中が濡れない事!
水が入らないので中に着るものは普通の服です👕
水中で動くので動きやすい服装がベストですね😊
(ジャージやスウェット、スパッツなど)
・保温方法
スーツの中に水が入らないのでDRYスーツは空気で体を保温します!
しかしスーツの中に水が入ってしまうと一気に体が冷えてきます🥶
また水中は下に行けば行くほど密閉している空気を縮小する働きがあります!
そのため体がスーツによって締め付けられてきます!
イメージは布団圧縮機の中にいるイメージです!
なのでDRYスーツの真ん中には空気を入れるバルブがあります!
ここから空気を入れて締め付けを緩和させます!
また空気がある程度入っていないと体が冷えてしまうので保温の効果もあります✨
逆に上に行けば行くほど空気は元に戻っていくので左肩のバルブで空気を抜いていきます!
スーツの選び方
基本的にスーツの選び方でいうと【自分の体にフィットしているか】
WETスーツでぶかぶかすぎるスーツを着てしまうと体とスーツの間に閉じ込める水が常に循環してしまうため寒く感じてしまいます🥶
またきつすぎると首が締め付けられたり体が動かしづらく苦しさが勝ってしまいます😣
DRYスーツはぶかぶかすぎるとスーツの中に水が入ってしまい服がびしょ濡れになってしまい凍えてしまいます!!
きつすぎるとWETスーツ同様締め付けがあり苦しく感じてしまいます!
そのため体にフィットしたスーツがおすすめです!
またダイビングのスーツには既製サイズとフルサイズオーダーがあります!
・既製サイズ
サイズが決まっている既製品はすぐに手に入り元から決まっているサイズのため値段も安価です!
ダイビングショップのレンタルで使われているスーツも既製品のスーツがほとんどです!
ただ既製品のためフィットしないところがあったりするため水中でストレスを感じてしまうこともしばしば💦
・フルサイズオーダー
全身のサイズを測ってメーカーに作ってもらうスーツです!
その箇所なんと30か所以上!
そのため既製サイズよりは値段は高くはなりますがフィット感は大幅に変わります😆
また色もカラーチャートから決めることができるので正真正銘の自分だけのマイスーツを作ることができます!
・インストラクター的おすすめは・・・
インストラクターというか僕的には自分のスーツを持つならフルサイズオーダーで作ることをおすすめします!
せっかく買った自分のマイスーツが色もサイズ感もストレスがあっては海の楽しさも減少してしまいます💦
世界に1着だけの自分のスーツで海の世界を見に行きましょーー✨
まとめ
今回はスーツの種類選び方についてまとめてみました!
またWET、DRYの中にもスーツ自体の種類があるのでどこに色が入るかなどで決めても素敵ですね✨
みなさんもかっこいい、かわいいスーツで未知の世界へ旅をしに行きましょ😆
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